まなびや園の特徴 ② まなびや園には『PTA』はありません
園長統括の石川です
先月、配信しました第一回目のブログは、大反響
…とはいきませんでしたが(皆さん見てくださーい)、2回目もやっていきます
今回のテーマ: まなびや園に『PTA』は必要か
『PTA』の存在は当たり前と思っている方も多いかと思いますが、
先に結論を申し上げると、
まなびや園に『PTA』はありません。
基本的は、園(職員)で子どもたちが成長できる活動、行事を考えて提供しております
なぜ取り入れないのか
PTAとは?
P=Parents(保護者)、T=Teacher(先生)、A=Association(組織)の略
子どもたちのすこやかな成長のために、親(Parent)と先生(Teacher)だけでなく、家庭、学校、地域社会がお互いに協力し合ってさまざまな活動を行う集まり
主な活動内容は、
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運動会や展覧会など学校行事の運営のお手伝い
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バザーや模擬店など、学校や地域のイベントの運営や手伝い
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廃品やベルマークを回収して学校に必要な物を購入
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子どもの安全や防犯のための地域パトロール
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学校やPTAの広報活動
と、あります
また、大抵『PTA会費』というお金も発生します
まなびや園の取り組み
取り組み自体は素晴らしいことではありますが、保育施設においても本当に必要かというと少し考えたいところです
では、保育施設の存在理由についても考えてみましょう
保育施設とは、親(保護者)からの申し込みにより、親が働いている、
病気の状態にある等の理由により家庭において十分に子どもを保育できない場合に、
家庭に替わって子ども(0~5歳の乳児および幼児)を保育(養護と教育が一体となった保育)するため、
児童福祉法に位置付けられた「児童福祉施設」とあります
つまり、お仕事など家で子どもをみることができない家庭に代わって
子どもたちの成長をお手伝いするのが私たちの存在理由です
定期的に仕事を休む、または、早退をし、保護者方に集まって
園の活動の話し合いをすることは果たして保育施設のあるべき姿なのかというと疑問が出てしまいます
もちろん、保護者として園に意見を言いたい、話し合いたいという想いはあるかと思うので、
個人懇談などの場は設けますし、保護者の方の意見をないがしろにするという話ではないです
まなびや園の方針
そもそもの保育施設の在り方として、まなびや園は保護者の方に手伝いをしてもらうのではなく、
むしろ、“保護者の方のお手伝いをする”役割だと認識しております
実際の保護者の方の声としても、プラスのご意見が多くあります
- 集まりがなくて楽
- 来年は役員になるかも、、、との不安がない
- 自分がほかの保護者さんと連携を図るなど、責任がある役なので不安だった
などなど
これこそが、家庭の負担を軽減する、手伝いをする取り組みだと思っております
また、園で働く側としても総会の準備やPTA会長に対する変な気遣い(これはドラマの世界だけかな)などがなく、
運営としても全く問題がありません
風習とは素晴らしいことも多くありますが、本当に必要かは常に考えながら、
子どもも保護者も園もよい活動を今後もしてきたいですね